美容コラム

シワには2つ種類があり、表皮にできる小ジワと真皮にできる深いシワがあります。

真皮の深いシワは主にコラーゲンの不足や老化などで起こりますが、表皮の小ジワは角質層へのダメージから発生します。
角質層は、私たちが普段スキンケアをする時に触れる場所です。
つまり間違ったスキンケアをすると、小ジワを増やしかねないということなのです。

角質層が最もダメージを受けやすい状態なのが、乾燥です。
肌の乾燥が進むとキメが乱れ、肌荒れの原因になってしまいます。

さらに、そこへ刺激を加えるとより肌に負担がかかり、シワの原因となってしまいます。
ですから肌が乾燥している時は、無理にこすらないことが大切です。

乾燥してしまった肌を潤す時には、優しく水分やクリームを補給してあげましょう。
手のひらに保湿剤を伸ばし、肌へ乗せるようにハンドプレスをすると肌への摩擦を減らすことができます。

また、マッサージを行う時は事前にクリームを塗って、指のすべりを良くしておきましょう。
潤っていると思っていても、肌は意外と乾燥しています。

ピーリングは正しく行えば、無駄な角質を取り除くことができます。
しかし回数や使用手順を守らないと、本来必要な角質まで奪ってしまい肌の乾燥に繋がってしまいます。

さらに角質層を薄くし過ぎてしまうと、その下の真皮にまで影響を与えることになってしまいます。
というのも、紫外線によるダメージを受けやすくなり深いシワの原因になってしまいます。

ですから、ピーリングは頻繁に行いすぎないことが大切です。
種類によっても違いますが、肌に負担が大きいことを理解しておきましょう。

スキンケアのために毎日の洗顔は欠かせません。
しかしこの洗顔時にも注意が必要です。

洗顔料をきちんと泡立てないまま肌に乗せてしまうと、肌への刺激が多くなってしまいます。
肌を直接こする「ごしごし洗顔」はもってのほか。

角質を傷つける上に、本来必要な脂まで奪ってしまい、乾燥を促してしまいます。

シワを増やしたくないなら、洗顔料をしっかり泡立てましょう。
ふわふわの泡がクッションになり、肌への摩擦を軽減してくれます。

滑らせるように肌をなでるだけで肌の汚れは落とせますし、潤いも適度に残すことができます。

シワを生み出さないためにも、普段から正しいスキンケア方法を行うことが重要です。
間違ったケアを行っていた場合は、すぐに正しいケアへと切り替えましょう。